もしもシリーズ 『大谷翔平が痛風だったら』

スポーツ

大谷翔平選手の活躍が今年もすごい。本日現在でも、ホームランを43本も量産し、昨年のリーグ通算54本に迫る勢いである。

この輝かしい成績は、類まれなる才能だけでなく、徹底した自己管理や目標設定、それを実行する行動力と継続する努力の成果でもある。だからこそ、成績と同時にその人間性も含めてファンは熱狂しているのだ。

しかし・・・しかし、完璧すぎる彼の姿に『もっと欠点とかあってもかわいいのになぁ』と思うファンは私だけではないはずだ。そんな大谷選手が、怠惰な人間の病の象徴とも言える”痛風”になってしまったらどうなるのか?ありえないことだと理解しつつ、ちょっと色々と想像してみようではないか。

痛風がもたらす衝撃:二刀流ヒーローにも牙をむく

まずはプレイ面において。

大谷選手といえば打者・投手を兼ねる”二刀流”が代名詞だが、痛風となれば、まさにその二刀流の存続の危機となる。

それは・・・「肩」である。痛風と言えばくるぶし辺りに痛みが出現するのが一般的だが、実は尿酸の蓄積が数年続くと、全身の関節に炎症の可能性が出てくる。そして実際に炎症が発現するのはもっとも酷使している関節であり、大谷選手が投手として活躍する限り、肩に発症する可能性が高いと言わざるを得ない。

その後、投球フォームの崩れという形から問題は派生する。本来であれば全身のバネを生かしたダイナミックな投球フォームであるが、肩の痛みがあればボールに力を乗せることができない。最終的に、踏み込みやバランスも崩れ、威力やコントロールが低下。

痛風とはプロ野球最速となる球速165キロを記録した大谷選手の投球を全く異なるものに変えてしまう可能性があるのだ・・・(あくまで仮の話ね)

盗塁も危うし!?だって走ると痛いんだもん・・・

問題はピッチングだけに留まらない。

2024年度は54本塁打と57盗塁と合わせて「54-57」というフレーズが人気を博したが、まさにその57にも大きな影響がでる。

仮に右足首に痛風炎症が発現したと(仮定)しよう。その場合、塁を進めようと一歩出した段階で激痛が走る。痛風になったことがない人にはわからないだろうが、走るどころか、歩くことすらままならないのだ!

そして盗塁といえば当然、全速力である。足首にかかる負担は尋常ではない。その痛みは、スパイクの中に入り込んだ小人達が一斉に棍棒で足首をガンガン叩いてくるようなものである。

余談だが、スパイクとはかなり締め付けるタイプの靴である。痛風であれば捌くのも辛いはず。ワタクシは痛風でどうしても革靴が履けない時はスーツにクロックスというふざけたイデタチで出勤していたものだ。もしかすると、大谷選手もクロックスで盗塁することになる・・かも?

ファン激減!?なんで痛風になってしまうのよ・・・

冒頭に書いたが、大谷選手のファンは彼の成績だけでファンになっているわけではない。彼の高い人間性に惹かれているのだ。

ところが!ところがですよ!痛風なんて・・・贅沢病などと揶揄され、レバーや魚卵を食べまくり、ビールだハイボールだ、とウハウハ言いながらお酒を毎日飲んでいるダメ人間がかかるような痛風なんて病気にかかってしまうなんて(言ってて悲しくなるが・・)

ちなみに大谷選手に性別・年齢問わず愛されているが、支持層として厚いのは、やはり40~70代の男性である。以下の調査で”好きなスポーツ選手は?”という問いに対し男性の60代と70代以上のが5割超で、50代が43.8%が大谷選手の名前を挙げるというから驚きだ。

人気を集める大谷翔平、ただ世代間にはギャップも 分析してみると…:朝日新聞
前人未到の投打「二刀流」での成功。打者に専念した今季は大リーグ史上初のシーズン50本塁打、50盗塁を達成……。 常にファンの想像を超える活躍をみせ、2年連続3度目の最優秀選手(MVP)を手にしたドジ…

この年代の男性はそろそろ現実世界に夢を見るのが難しくなる世代でもある。理想と異なる大谷選手の現実を目の当たりにして、ガックリ方を落とし、静かにリモコンでテレビを消して「大谷が〜そんなはずが〜」と言いながら枕を濡らしながら、そっとファンとして離れていくかもしれない。

復活へのルーティン:大谷式対痛風ケア(フィクション)

これでは本当に選手生命の危機ではないか!(ほんと、仮の話ですから)

となれば、当然本格的なサポートチームが結成され、的確且つ早急にプリン体排除及び尿酸生成防止処置が取られるはずである。とある有識者(?)に確認したところ、以下のようなメニューがまずは組まれると予想された。

1)医師・栄養士チームが監修した低プリン体食メニューを導入。魚や大豆中心の食材でエネルギー確保。イクラやたらこなどの魚卵などはもってのほかなのだ!

2)水分補給ルーティンの見直し。毎試合前後にミネラルウォーターや電解質飲料でこまめに補給。絶対にビールなんぞ飲ませない!

3)リハビリもアスリート仕様。患部を冷却しながらストレッチ・マッサージ・超音波ケアを並行。溜まり始めた尿酸をグリグリとマッサージしてバラバラと散らさねばならぬ。

4)メンタル面にも配慮。「復帰は必ずできる」という前向きなメッセージを自身にも、ファンにも発信。なんなら痛風は間違いだった!?ぐらいの発信が必要。

日本の夢は終わらない

今回、「もしも大谷翔平が痛風になったら?」というフィクション記事を書いたが、現実の大谷選手は、もちろん痛風などとは無縁で、打者としても投手としても驚異的な数字を積み上げ続けている。

むしろ痛みに苦しむのは対戦相手の方かもしれない。彼の豪快な一打や鋭いボールに「痛い思い」をさせられるのは、いつだって相手チームの投手や打者なのだ。

ワタクシも彼の高い人間性を見習い、日常の食生活・飲酒生活を見直して、いつか痛風の症状にビクビクしない生活を手に入れたい。そう気付かせてくれた大谷選手に改めてエールを送って、この何の生産性もないブログ記事を締めたいと思う。

めでたし、めでたし。

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