「イタリアンが食べたい」という息子のリクエストに答えてホテル周辺をウロウロすると、
”イタリアン魚酒場”
の文字を発見。イタリアンなのに魚がメインか・・・なんとも惹かれるフレーズではないか。こういう主軸から少しズレた表現(ようは特化型)の店は、ワタクシの経験上、当たりとハズレの差が大きい。
まぁ、微妙ならサクッと次の店に行けば良いか、と軽い気持ちで暖簾をくぐった。

どうせ魚料理になるので白ワイン。今回はビアンコ(イタリア産)を選択。ちなみにここは白と泡はグラスてそれぞれ4〜6種類ほどグラス提供があり、ALL660円(税込)という良心価格である。
しかも注ぎ方が”ます酒”方式ではないか。なかなか粋なことをしやがる。

まずは本日鮮魚のアクアパッツァ 1650円(税込)
小鯛とカサゴという選択肢もあったが、我々はイトヨリ鯛を選択。上品で淡泊な白身は繊細な味わいで、ふっくらとした食感。もちろんダシが出ているスープも美味い。
白ワインの選択でフルーティ系にしたのをちょっと後悔。この感じならスッキリ系の方がペアリングとしては良かったであろう。

そして、きた!!!アジフライ〜しば漬けタルタル 748円(税込)
青魚と揚げ物という組み合わせはプリン体の宝庫である。本来であれば注意せねばならないが、しば漬けタルタルという魔性の言葉に吸い寄せられるように注文してしまった。
通常のラッキョやピクルスよりスッキリした味わい。タルタル好きな男性は多いと思うが、フライをスッキリ食べるならこっちのほうがオススメと言えるだろう。

そして、マグロとアボガドのタルタル〜クラッカー添え〜 858円(税込)
これは美味いけど、割と普通だった(笑)
いや、悪口じゃないですよ。美味しいです。ただ、上記2つが創意工夫されていたので、これも何か工夫されているかな、と期待値が上がってしまってた、という感じかな。
ムスコの大好物ということもあり、カブり付きの写真を撮らせてもらった。

ウニといくらの冷製スパゲッティ 2178円(税込)
ちょっとリッチな冷製パスタ。しかし実は・・・ワタクシはいくらもウニも食べられない(笑)
でも、ヨメとムスコが大好きなのだ。普段はツマと2人(ムスコは帰省中)なのでこういう注文はなかなかできないので頼んでみた。ちなみに、2人の感想は”めちゃ美味い”でしたわ。

締めのリゾット +440円(税込)
これは先ほどのアクアパッツァを注文した人だけが追加で頼めるメニュー。先ほどのスープをチーズリゾットにしてくれたのだが・・・これが一番うまかった!!魚貝のダシをしっかり吸い込んだリゾットにパルメザンチーズが最高である。
ちなみに本場のイタリアでは「山のモノと海のモノの食べ合わせ」はあまり好まれない。これは素材や産地を大事にする伝統的な考え方がベースにあるからだ。この辺は日本食の文化の底にあるものと近い気がする(詳細は以下のURL参照)

まぁ、実際はイタリアでも例外はあるし、この魚貝とチーズの組み合わせは単純に美味かった。イタリアンとはいえ、ここは日本の居酒屋なので細かいことは気にしなくても良いのである。

果肉入りスパークリングワイン〜みかん〜 880円(税込)
最後にちょっと小洒落たモノを飲んでみた。甘いカクテルなどはあまり飲まないのだが、気まぐれて注文。予想を反して飲み口スッキリで柑橘をしっかり味わえる飲み物だった。デーザートワインとしてはちょっと甘味が欲しいところだが、この辺は好みかな。
今回宿泊したなんば駅からすぐ近く。あのなんばグランド花月のすぐ裏にあるお店。しっかり食べるもよし、軽く一杯もよし。何かと使い勝手の良いお店でしたわ。
現在、にほんブログ村の閲覧ランキングに挑戦中!ぜひ下のバナーをポチッと応援お願いします👇

にほんブログ村

にほんブログ村
コメント