痛風持ちが居酒屋を楽しむには創意工夫が必要なのだ

グルメ

先日、妻とふたりで近所の居酒屋に行った。地元で十年以上やっている小さなお店で隠れ家的存在。
気取らず、落ち着いて、そしてちょっとだけ特別な時間を過ごせる。そんな場所だ。

痛風持ちは居酒屋メニューを楽しむのは難しいと思われるだそう。しかし、素材・調理方法など、意識して注文すれば、意外に楽しむことができるのだ。

突き出しはおろし大根とツナのマヨネーズ和え。

暑い夏に涼しげなこの突き出しは、上々の滑り出しである。ちなみに家で似たような料理を作るが、俺の場合は大根は千切りである。大根のシャキシャキとした食感をどう感じたいか、が選択の分かれ道となりそうだ。大根は0プリン体なので全く問題なし、ツナもこの少量であれば気にする必要もない。

続いて、ミョウガの天ぷら。

ミョウガといえば、食欲増進・血行促進・抗菌作用など、健康面に優れた食品であるのは間違いない。しかし、痛風持ちには良い点と悪い点が混在する食材でもある。

良い点:プリン体を全く含まない

悪い点:カリウムが比較的多く含まれているため、腎臓に疾患がある人は摂取量に注意が必要

という点だ。ちなみにカリウムについては痛風の直接原因である尿酸とは関係はないただ私のように痛風の延長線上で腎機能が落ちたりするので、間接的な影響を考慮する、というが、腎臓に疾患がある人は摂取量に注意した方が良いのだ。

そして、サーモンの刺身。

サーモンといえば、たんぱく質が豊富で、筋肉維持や代謝を支える食材として優秀。糖質はほぼゼロなのでダイエット中にも人気の食材だ。骨の健康に役立つビタミンD、疲労回復に関わるB群も豊富である点も捨てがたい。

ただ、サーモンのプリン体含有量は「100gあたり約120mg前後」と、中程度レベル。極端に高くないが、毎日のように大量に食べるのは控えた方が無難な食材。

まぁ、たまの居酒屋なら、アリというメニューである。

最後に鶏肉の鉄板味噌焼き。

鶏もも肉は、肉の中ではプリン体が中程度(100gあたり120〜160mg程度)。 牛肉や豚肉と比べてやや高めだが、魚の内臓やレバーほどではない。また、調理法が「鉄板焼き」なのは揚げ物に比べて油の使用量も抑えられ、カロリー的には少しマシ。

味付けの赤味噌は発酵食品なのでで、腸内環境に良いというメリットがある。ただ、どうしても塩分が強くなりすぎるのが難点。それも腎臓への影響が多少心配される部分だ・・・。

まぁ、一緒に炒めている野菜が玉ねぎなので、血液をサラサラにしてくれる成分(ケルセチン)を含み、動脈硬化予防や血糖値の急上昇を抑えてくれるので、多少は”あり寄りのあり”に行くのかな。。

<総合点>

本日は居酒屋メニューの中では痛風対応としては80点というところだろうか。同じ食材でも調理方法で体への影響は大きく異なる。この辺を意識して注文すれば意外に痛風でも居酒屋メニューを楽しめるものなのだ。

まぁ、でも、結局ビール飲んじゃってるからダメなんだけどね・・・反省(ー0ー)

現在、にほんブログ村の閲覧ランキングに挑戦中!ぜひ下のバナーをポチッと応援お願いします👇

にほんブログ村 グルメブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 グルメブログ 居酒屋料理(グルメ) へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました