8月、テレビの前から離れられない季節。そう、甲子園。
熱戦を見ながらビールを片手に唐揚げ、枝豆、ポテチ…。
まさに「夏の贅沢時間」だが、そんな習慣に痛風の影がひっそり忍び寄っているかもしれない。
「最近、足の親指が痛む」「健康診断で尿酸値が高めと言われた」──
この記事では、痛風対策をしながら甲子園を楽しく観戦するための方法についてわかりやすく解説しようと思う。
甲子園シーズン到来!生観戦しながらの生ビール!!ナマナマ大作戦
テレビ中継やネット配信を甲子園を見ている人も多いと思うが、やはり現地での観戦は格別だ。
ワタクシも過去に2回ほど行ったことがあるが、やはり直接見ると迫力が違う。そして何より、生観戦しながらの生ビールが美味い♪ もう、なんでもナマが最高なのである。ところで、
「高校生の試合なのにビールを販売してるの?」
と思った方。なかなか鋭いご指摘。ワタクシも初めて夏の甲子園に行った時に”アレ?販売していいのかな?”と思ったものだ。
これは戦後、野球が一気に人気スポーツとして普及したことが関係している。多くの人に野球を見てもらうために夜間照明設備を整え、夜に野球の試合をし、観戦することが普通となっていった。
そこで夜の晩酌の時間と野球というスペシャルコラボが発生し、現在の「野球観戦と言えば生ビール」という流れにつながる。昭和の時代は未成年の禁酒意識は低かったので、夏の甲子園での酒類販売に関しても”それは青少年育成の視点からで考えますと・・・”などとキリキリ騒ぐ大人もいなかったということは容易に想像できるだろう。
夏の定番「ビール&揚げ物」は痛風ホットゾーン!
さてさて、暑い夏だ!喉が渇いた!野球観戦にビールとくれば、つまみは何を用意すべきか?唐揚げか?ポテトフライか?
しかし、ここで痛風紳士淑女諸君は”一旦止まれ!”である
「プリン体が多い食品=レバーや白子」というイメージが強いが、これらの揚げ物は要注意食材であることも認識せねばならない。
- ビール:プリン体を多く含み、尿酸値上昇を直接引き起こす
- 揚げ物:代謝を悪化させ、尿酸排出を妨げる
- 水分不足:夏は汗で水分が抜け、尿酸が濃縮されやすい
つまり、「ビール+揚げ物+暑さ」=痛風三重苦というわけです。
甲子園を観ながらの“ごちそうタイム”が、体には地味なダメージを蓄積させている可能性もあるのだ。
甲子園球児はなぜ痛風にならないのか?
少し話を脱線させよう。毎日グラウンドを走り、汗を流している球児たち。
彼らの食事は当然、高カロリーでプリン体も多く含まれている。なぜ、彼らは痛風にならないのか?
想像はつくと思うが、彼らは運動量と代謝が桁違い。つまり、摂取するプリン体総量が中高年の皆様より多くても、結局、汗と一緒に余分な尿酸が排出されるため、体内に溜まりにくいのだ。
また水分摂取量も多い。我々の青春時代あったに『練習中に水を飲んだヤツは負けだ!』などという、不可解なシキタリなどは存在しない。熱中症対策もあり、練習中に適切な水分量を取るように心がけている。つまり「食べても動く、水も飲む」ことが、痛風予防の一つのカギとも言える。
私たち大人が見習うべきは、
「運動・水分・代謝」のバランスをとる生活習慣なのかもしれない。
痛風にならない観戦スタイルとは?
さて、改めて甲子園を安心して楽しむにはどうすればいいのか?
以下のようなポイントを意識するだけでも、痛風リスクをぐっと下げることができる。
- ビールの量をコントロール(350ml缶1〜2本に)
- もしくは最初からハイボール(ビールよりプリン体が低い)
- おつまみは豆腐・サラダ・冷奴・キュウリなど低プリン体系に
- 水やお茶をこまめに飲む(アルコールの2倍量が目安)
- 食後に軽いウォーキングやストレッチで代謝アップ
「痛風だから飲まない」ではなく、
**「バランスをとって楽しむ」**のが賢い観戦スタイルである。

ちなみに私は、最近、完全にハイボールにシフトしている。少なくとも自宅飲みの場合は「ビールの代わりにハイボール」これを徹底させている。
同じことをする必要はないが、何か一つぐらい努力をしていこう。唐揚げを豆腐にしてもいいし、水をいつもよりペットボトル1本多く飲むのでも良い。少しだけ努力をするのだ。
真夏のグラウンドで躍動する球児たちに元気をもらいながら、
私たちも健康的な夏を送りましょう!
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