『痛風対策は有酸素運動しかない』と信じて頑張りすぎて、熱中症寸前になったことがある痛風ロキソです。
いきなりですが、実はワタクシ、趣味でテニスをしております。やったことがない人には敷居が高いスポーツだと思うかもしれないが、
・生涯スポーツなのでいつからでも始められる
・テニススクールに通うと同じレベルの友人ができる
・他のスポーツよりランニングコストが安い
・有酸素性が高く、楽しく脂肪燃焼ができる
・激しくやりすぎなければ痛風対策になる
といったメリットがあり、中高年のおじさんでも気軽に始めて続けやすいスポーツなのだ。
ガチの公式戦に挑戦
スポーツとは、慣れてくると”試合”に出たくなるものである。ワタクシも40歳をすぎてから初めて、はや5年。自分の実力とは如何なるものか?当然、試したくなってくる。
そこで今回は公式戦に挑戦!
*「2025年度三重県夏季テニス選手権大会ワンコイン制度対象大会(ベテランJOP公認対象E1大会)」
といっても初めての公式戦ではない。過去、軽い気持ちで出場して、フルボッコされた悲しい記憶のある公式戦だ。その時は右も左もわからず出場し、”タイブレーク”という特別ルールの存在すら知らないシロウトであった。前回は試合会場で孤独感と恐怖におののき、子羊のように震えてたが・・・今回は違う!
全体の出場者の力量も理解しているし、自分の実力も見えてきた。今年はリベンジできるのでは、という強い気持ちで試合会場に向かった。今回は ”T兄貴” というテニス歴の長い先輩と一緒にダブルスで出場できた、というのも更に心強かった。
そして試合当日。出場した”一般男子Bクラス 男子ダブルス” の試合結果は・・・

0−6で撃沈。またもや完全にフルボッコ。
相手のプレーに反応できず、いいように打ち込まれ、浮き足だって最後まで何もできないまま敗北。
『全体の出場者の力量も理解しているし、自分の実力も見えてきた』というのはただの妄想でしかなかったのである・・・
相手が強くて負けるの仕方ない。でも、自分のプレーができずに負けるのは本当に悔しいものだ。
「俺たち、今回は本当にポンコツだったなぁ・・・」
遠くを見ながら呟くT兄貴の言葉が深く胸に突き刺さる。
テニスの平均的な消費カロリー
さて、泣いても喚いても負けた試合が覆ることはない。
それより、この灼熱の夏日に精一杯テニスに励んだ総消費カロリーに目を向けて、夜のハイボールを美味く感じる努力をしよう。
運動強度 | 種目・状況 | 体重60kg | 体重70kg | 備考 |
---|---|---|---|---|
軽め | ダブルスの軽いラリー中心 | 約330kcal/h | 約385kcal/h | 一般的な草トーナメントレベル |
普通 | ゲーム形式で中程度のラリー | 約420kcal/h | 約490kcal/h | アマチュア試合レベル |
強め | シングルス本気モード | 約570kcal/h | 約660kcal/h | 走り回るタイプの試合 |
【 参考:厚労省「身体活動のメッツ(METs)表」、Harvard Health Publishing、Compendium of Physical Activities 】
なるほど。ワタクシの体重は80kg以上だから、上記の運動強度を”普通”に設定した場合、500~550kcal/hと試算することができそうだ。角ハイボール 350ml缶で約168kcalだから、軽く3本以上は飲めそうだ。
『そうかそうか、俺はそれぐらい頑張ったのか、それなら今日は飲んで心を癒そう』
と傷ついた心を自分で癒していた時、T兄貴があることに気付く。
「俺たちは速攻で負けたから、試合時間は20分にも満たない。つまり、消費したカロリーは今の計算の1/3と考えるのが妥当だぞ」
・・・・なんてこった。3本飲めると思ったら、いきなり1本かよ(T0T)
たった1缶の角ハイボールで俺の心を潤わすことなど到底できるはずもない。変えられない現実に、俺は二重に打ちのめされ、足取り重くコートを後にした・・・
やっぱり仲間が大切
こんな時、一緒に飲んでくれるテニス友達がいるのは本当に救い。1人でハイボール飲んでも、ずっとカロリー計算しちゃいそうだしね。
テニスという共通言語のおかげで、年齢・性別・職業の垣根を超えて、ガヤガヤと話せるから、
「ポンコツな試合をしてしまった」 という愚痴に対して、
「もう、すでにネタになってるじゃんw」 と軽口を叩かれる(叩いてくれる?)

そういう関係は本当にありがたいな、と思うわけで。
痛風対策、運動不足解消という大義名分があっても、やっぱり楽しくないと続かない。練習はするけどすぐに上達するわけじゃないし、まずは一緒に向上し会える仲間がいるのは本当に大切ですな。
またコツコツ練習して、来年こそ1回戦突破するぞ!

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